日本アロマセラピー学会 災害ボランティア委員会よりご報告

災害ボランティア~福岡県久留米市田主丸町~

7月に入り度々おこる線状降水帯の影響で、7月10日に福岡県久留米市田主丸町竹野で土石流が発生し、多くの住民が避難所での生活を余儀なくされています。そこで、心身のケアとして、アロマトリートメントのボランティアに行きました。

避難所となっている竹野小学校体育館には、高齢者の方、復旧作業に疲れて休憩をされている方などがいらっしゃいました。避難生活も約20日、“足腰が辛い”と言われる高齢者、“復旧作業で手首と膝が痛い”などさまざまな訴えを聞きながらトリートメントを始めました。トリートメント中は眠られる方、ずっとお話しをされる方などそれぞれでしたが、トリートメントが終わると“気持ち良くて寝てしまった”“一人ぼっちだから、話しを聞いてもらって良かった”“足が軽くなったよ、痛いのもおさまってる”という声を聞き、皆さん手を合わせお礼を言われました。その姿にこちらも癒されパワーを頂いたようでした。
これがアロマセラピーの“力”ですね!お互いが元気になれる!災害は起きてはいけないですが、心身のケアとして今後もこのような活動をしていきたいと思います。

今回は自治体との話し合いで7月31日で避難所が閉鎖とのことで、日程が急に決定してしまい地元のセラピスト5人でのボランティアでした。今後の活動は日程の余裕を持って皆さんにお知らせしたいと考えています。ご協力宜しくお願い致します。

災害ボランティア委員長 岩橋 知美