2020年6月20日の定時総会における“７つの決定”についてのご報告です！

【1】 　学会と学会員全員が意識改革し学会を創り上げていくことをめざして宣言を発しました。

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2020　東京宣言

会員が学会を創り　学会が会員を守ります
医療現場における会員の地道な努力の集積により学会は盤石なものとなり
会員が安心して堂々と医療現場で活動できる環境創りをする責務が
学会にあることを明確にして、2020年6月20日に宣言された

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【2】 　一層activeな学会にすることを目指して会員資格に準会員を創設しました！

準会員は、医療関係の国家資格ではなくても、国家資格に準じた“医療関係”の資格（例：
スポーツアロマ系の有資格者etc）をお持ちになり、アロマセラピーに傾注していらっしゃる方など
の入会を歓迎し「準会員」の枠を創りました。準会員の年会費は10,000円とし、準会員に関する対
象資格については理事会にて別途定めます。この準会員により、アロマセラピーを医療の現場だ
けでなく、スポーツ等の領域まで広げることが可能となりました。皆さんの周囲にこのような領域で
頑張っている方がいらっしゃいましたら、是非理事会までご推薦ください。
定款上では定款第14条（２）に追加事項として下記が記載されました。

（2）　準会員　　この法人の目的に賛同する日本国の発行する医療従事者免許に準
ずる（予防医学的な）資格を有し、かつ積極的にアロマセラピーを実践する者．理
事による推薦と常務理事会による審議後に理事会にて承認．
① 本学会の準会員として2年間以上の継続加入期間を有する者は、理事の推薦
後、常務理事会で審議を経て理事会の承認を以て正会員に昇格することが
できる。

【3】 　退会手続きが変わりました。　会費納入が2021年度より自動引き落としになります！

会費未納のまま退会する事例が多いことから、退会手続きをより明確にしました。具体
的には定款第17条（２）の「年会費を3年以上滞納したとき」を削除し、「別途に定める退
会届を理事長に提出し、事務局が当該年度までの会費納入状態を確認後、理事会の承認をう
け受理される．退会の申し出は当該年度末までとする（第16条４に追記）」ことになりまし
た。　また2021年度から年会費は自動引き落としなります。詳細は漸次お知らせします。

【４】　評議員の定数が50名以内となりました。

評議員の定数に関しては、現在の役員選出規程第2条で「150名以内とし、うち100名以内

を選挙で選出する」でしたが、今回の改定で「定員は50名以内とし選挙で選出する」と変
更されました。

【５】　新委員会創設が承認されました。

・倫理（COI）委員会（委員長：福沢理事）：アロマの臨床研究を行う際に、昨今の法律改正により
、IRB等の倫理チェックが必要になる場合があります。アロマに関する臨床研究を始めるにあた
って研究概要を予め委員会に提出し倫理関係を相談しておくことをお勧めします。
・医療現場にアロマ導入を検討するための委員会（委員長：山下理事）：病院、クリニックで施術料
をいただきながら堂々とアロマセラピーを実施できる環境創りをする委員会です
・会費自動引落し検討委員会（委員長：工藤財務委員長）：来年からの会費引き落としを円滑に行
うための具体的検討を行う委員会です。

【６】2021年から年度単位に学会統一研究を実施します。詳細は後日、アロマ研究担当委員会（福沢委員長）よりお知らせがあります。

【７】　新JSA認定制度の目的と詳細決定

臨床現場でアロマセラピーの適応となる患者、アロマセラピーを望まれている患者さんは沢山
いらっしゃいます。しかし実際ベッドサイドでアロマセラピーを実施できるのは医療資格を持つアロ
マセラピストのみです。JSA認定セラピストはまさにその実働部隊ですが、JSA認定者だけでは、全
国の患者さんをカバーすることはできません。
世の中には一般のアロマ・スクールでアロマセラピーを学ばれていらっしゃる医療職の方々もた
くさんいらっしゃいます。その方々にも、是非臨床現場で実働をお願いしたいところです。
しかし、そこに１つだけ問題点があります。一般のアロマ・スクールでは医療職でない方も一緒
に学んでいるために、より医学的見地の強くなる患者へのアップローチの仕方の理解度が十分で
ないようです。疾患・症状に対する手技もまちまちです。そこで日本の医療におけるアロマセラピ
ーの手技を統一すべく設けたのがこの新JSA認定制度です。
当学会の基礎セミナー修了者（学会認定コース）のみならず、他のスクールの認定医療資格者
（スクール認定コース）も、MAS（Medical　Advanced Seminar）受講され、日本初の統一認定資格
を目指しましょう！MAS試験の実施先としてToriセラアロマ研究所に委託することが決定しました。