JSAについて

名称

一般社団法人 日本アロマセラピー学会 (英語表記:Japanese Society of Aromatherapy)
略称:JSA

 

学会設立理念

  1. アロマセラピーを医療で正しく応用することで医療分野でのアロマセラピーの普及に寄与する。
  2. アロマセラピーの科学的・医学的な研究により学術としてのアロマセラピーの確立を目指す。
  3. アロマセラピー医療の社会的認知度を高める。
  4. 誤った療法による事故の防止に寄与する。
  5. 会員相互の情報交換、情報の共有によるアロマセラピーに関する知識・技術の向上を図る。
  6. 会員の地位向上を図る。

設立

  • 1997年11月:
    正式に「日本アロマセラピー学会」として活動を開始
  • 2011年 4月:
    法人移行 ※公益法人改革関連3法(2010年12月施行)に基づく一般社団法人

会員種別と資格

正会員

以下の1~3のいずれかに相当する者

  • 本会の目的に賛同する、日本国の発行する免許を保持する医師、歯科医師ならびに、その他の医療従事者
  • 公的、又はそれに準ずる研究機関の研究者
  • 医療機関の従事者で所属長(但し、本学会の正会員として1年以上の加入期間を有する所属長に限る)の推薦がある者

学生会員

本会の目的に賛同する、日本国の発行する医療従事者免許の取得予定者を養成する大学、大学院、短期大学、専門学校に在籍する学生、大学院生

賛助会員

本会の目的に賛同する企業・団体→[賛助会員一覧]

名誉会員

本会の発展に必要と認められ、理事会の承認を得た者

※入会手続きにつきましては、入会要項をご覧ください。

組織図・構成

組織図

理事長・役員紹介

認定制度

日本アロマセラピー学会では、学会の定める一定の条件を満たした会員を学会認定医療従事者とする認定制度を定めています。認定医療従事者と認められた者は、その旨を公表することができます。
また、条件を満たしている病院、診療所、助産院等施設を認定施設とすることも可能です。

※認定制度についての詳細は、こちらをご覧ください。

JSA事務局

学会名:一般社団法人 日本アロマセラピー学会
住所:〒150-6090 東京都渋谷区恵比寿4-20-4
恵比寿ガーデンプレイス グラススクエア PORTAL POINT Ebisu #B5
株式会社メディプロデュース内
電話番号:03-6456-4017
FAX番号:03-6456-4025
E-Mail: info@aroma-jsa.jp
問い合わせ時間:平日10:00~17:00 (土曜日、日曜日、祝日を除く)
お調べするのにお時間がかかることがあります。できるだけメールでお問い合わせ下さい。

学会宣言および統一見解

安全な精油の使い方:ガイダンスと注意事項(2024/08/27)

アロマセラピーは精油を使用した補完療法の一種で、精油による各種ケア・キュアの総称です。精油は植物から抽出される濃縮液で、主に芳香性の化学成分から構成されます。精油は、さまざまな効果をもたらしますが、使い方によっては人体などに有害な作用を及ぼすこともあります。そのため、精油の特性を理解し、正しく取り扱うことが重要です。
日本アロマセラピー学会では、安全な精油の使い方のガイダンスと注意事項を定めています。
PDF:安全な精油の使い方:ガイダンスと注意事項
PDF:注意すべき精油リスト

 

新型コロナウィルスに対するアロマセラピーに関しての学会統一見解(2020/01/31)

幾つかの精油には抗菌作用(抗ウイルス作用)があります。
しかし新型コロナウイルスに直接的な抗ウィルス作用を示したエヴィデンスは、当学会が知る限りではありません。
したがって、現時点では、「新型コロナウイルスに精油が有効である」とするには時期早尚であるとするのが、日本アロマセラピー学会の統一見解です。

 

2011年より日本学術会議 協力学術研究団体

日本アロマセラピー学会は、本学会の活動実績が認められ、2011年に日本学術会議より、協力学術研究団体としての加入が認められました 1, 2) 。
この認定により、当学会の信用度が高まると共に、協力学術研究団体の一員として、今後の活動が期待されます。
当学会が学術研究団体としての役割を努め、一層の発展を成し遂げられますよう、会員の皆さまにおかれましても、どうぞご支援とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。


1)日本学術会議:日本の人文・社会科学、自然科学全分野の科学者の意見をまとめ 、国内外に対して発信する日本の代表的な機関。
2)協力学術研究団体:100名以上の会員(半数以上が研究者)で構成され他団体で、学術研究の向上を目的とし、その達成のために研究者自らの運営により学術研究活動がおこなわれている団体の中で、日本学術会議で、活動内容および構成要件等の条件が満されていると認定された団体。学術研究(論文等)を掲載する機関誌を管理運営し、年1回以上継続して発行されている等の条件がある。
詳細については以下のURLをご覧ください。
http://www.scj.go.jp/ja/group/dantai/index.html
http://www.scj.go.jp/ja/info/link/link_touroku_na.html

学会宣言

2020 日本アロマセラピー学会 東京宣言

会員が学会を創り、学会が会員を守ります!

2007 福岡宣言

医学は、20世紀において、病んでいる人をではなく疾患を客観的科学的に扱うことにより飛躍的な進歩を遂げた。しかし、21世紀に入り、その歪みがさまざまな形で表出し始めている。
「疾患は改善しているにもかかわらず、満たされた心の状態ではない」人々が多く存在することに、 我々医療従事者は、 心を痛めてきた。
現代医療が完治させることのできない疾患をもった人たちが、 十分なケアを受けられないまま苦しむ姿にも接してきた。 また、 メタボリックシンドロームに代表される生活習慣病において、 種々のストレスのもとで、 自身必要性を痛感しながらコントロール不良の人たちにも多く接してきた。
現代医療の隙間の中で苦しむこれらの人々に、 我々医療従事者は、 可能な範囲でより高い満足を提供すべく努力を続ける必要があると考える。
そのひとつの術として、我々は、 10年にわたり、補完代替医療のひとつであるアロマセラピーの医療現場での応用に取り組み、それなりの成果をあげることができたと思う。 この取り組みをさらに継続し、 医療の隙間を埋める努力をつづけて行きたいと思う。