精油の効果を「ハイブリッド証理論」の応用で解明!!
神経伝達物質モノアミンの作用で精油の効果を解き明かす
著者は内科・泌尿器科・東洋医学の専門医であり、開業医として第一線で診療にあたっています。 その傍らアロマセラピーの導入・実践に努め、「ハイブリッド証理論」を確立し、精油が脳へどのように作用するかについて、神経伝達物質の動向で解明することに成功しました。 著者は、西洋医学と東洋医学を融合させることで、脳内の神経伝達物質の変化を統合させモノアミンを中心とした神経伝達物質のバランスを整えるハイブリッド証理論で証明することができるようにしました。
著者は、精油が精神薬理学的にどのように効くかを研究し、それを正しく理解したうえで臨床に用いるという命題と課題について本書で詳細に分析・紹介しています。本書によって精油の効果が具体的かつ分かりやすい言葉で表現できるようになったことは研究成果の賜物であり、大きな前進と言えます。